会話で「いや、」「っていうか、」「でも、」など、すべて否定から始める人が身近にいませんか?
大した話でもないのに、第一声から必ず否定してくる人との会話は、かなりストレスが溜まりますよね。
この記事では、何でも否定する人の心理を解き明かし、彼らに振り回されずに心を守る対処法をお伝えします。
何でも否定する人の心理
何でも否定から入る人は、サッカーでいえば「パスをもらったら、どんなボールでも、とりあえずシュートを打たずにはいられないストライカー」のようなもの。
話の内容に関係なく、反射的に「いや」「でも」「っていうか」が出てしまい、反論することが習慣になっているのです。
では、なぜ相手を不快にさせてまで否定から入ってしまうのでしょうか。
何でも否定する人には、次のような心理が隠れている場合があります。
自分のほうが正しいと思っている
何でも否定する人は、「自分の考えのほうが正しい」「自分のほうがよく分かっている」と考えている場合があります。
相手の意見に「そうだね」「それもいいね」と同意するよりも、
「いや、それは違うよ」
「普通はこうするでしょ」
と反論することで、自分の考えを主張しようとするのです。
相手の話を受け止めることよりも、自分の意見を早く伝えたい、自分の意見を通したい気持ちが強いため、反論や主張が先に出てしまいます。
人と違う意見を言うことで存在感を示したい
相手と同じ意見を言うよりも、あえて反対意見を出したほうが、「自分の意見をしっかり持っていると示せる」と考える人もいます。
「いや、それは違うと思う」
「私はそうは思わない」
などと反対することで、会話の中で自分の存在感を示そうとするのです。
そのため、特に反対する必要がない場面でも、つい逆の意見を言ってしまうことがあります。
自分と違う考えを受け入れるのが苦手
何でも否定する人は、他人の考えをそのまま受け入れることが苦手です。
「そういう考え方もあるよね」と一度受け止めてから自分の意見を話せばいいところを、最初から「でも」と否定してしまうのです。
これは、相手の意見が嫌いというよりも、自分と違う価値観や考え方を受け入れることに慣れていない可能性もあります。
「自分とは違うけれど、そう考える人もいる」と考えられないため、違いを感じるとすぐに反論してしまいます。
否定することで自分を守ろうとしている
一見すると自信がありそうに見えても、否定することで自分を守っている場合もあります。
人から違う意見を言われたり、自分よりうまくいっている人を見たりすると、自分の価値観や立場が脅かされたように感じるのです。
そこで相手の意見や成功を否定することで、
「自分のほうが正しい」
「自分だって負けていない」
と、自分の気持ちを保とうとします。
特に、相手が仕事や恋愛などでうまくいっているときに、急に否定的な言葉が増える場合は、このような心理が関係している可能性が高くなります。
「いや」「でも」が口癖になっている
中には、深い心理的な理由というより、単純に「いや」「でも」が口癖になっている人もいます。
話し始めに「えー」「なんか」「あの」と言うのと同じように、相手の言葉に対する反応として「いや」「でも」が染みついているのです。
この場合、本人には「否定している」という自覚がないこともあります。
何でも否定する人を黙らせるセリフと対処法
何でも否定する人に正面からぶつかったり、嫌な気分になったりするのはエネルギーの無駄遣いです。
大切なのは、相手を変えることよりも、自分が必要以上に振り回されないようにすること。
ここでは、何でも否定する人を受け流して、心が楽になるテクニックを紹介します。
オウム返しで会話を終了させる
相手の否定をそのままオウム返しにして、それ以上会話を広げない手法です。
あなた「最近、このお店が人気らしいですよ」
相手「いや、そこ大して美味しくないよ」
あなた「あ、美味しくないんですねー(終了)」
相手は「いや」と言った後に自分の持論を展開したい(気持ちよくなりたい)だけなので、そこで会話を強制終了されるとハシゴを外された状態になり、次からあなたに絡みにくくなります。
自動音声が始まったと割り切る
相手が「でも」「だって」と言い始めたら、心の中で「あ、始まった。自動音声だな」と割り切ります。
目を見ず、相槌も「へぇー」「そうなんですね」の2パターンのみをローテーションさせ、ロボットのように対応します。
相手は、人間らしいリアクション(怒りや困惑)が得られないと分かると、つまらなくなって別のターゲットを探しに行きます。
距離を置く
何をしても否定され、会うたびに嫌な気持ちになるのであれば、少し距離を置くことも選択肢です。
職場などで完全に関係を切れない場合は、
- 仕事に必要な会話だけにする
- 雑談を減らす
- 個人的な話をしすぎない
- 二人きりになる時間を減らす
など、できる限り接点を減らすと、だいぶ楽になります。
何でも否定する人にストレスを感じた体験談
実際に、身近な「何でも否定する人」に悩み、ストレスを感じている人は少なくありません。
ここでは、何でも否定する人とのやり取りで、実際にストレスを感じた人の体験談を紹介します。
職場の人がそう。○○ですよねーって話すと「○○ていうか**」みたいな感じ。内容が○○で合ってたとしても必ずその答え方。否定とは違うかもしれないけど、もうめんどくさくて話すのやめた。
今日暖かいですね、レベルでも必ず否定してくる。「だねー」っていう共感が無い。私もめんどくさいから自分から話しかけるの辞めた。
初手で「いや、○○でしょ」みたいな、否定からはいられると話す気も失せる。
こういう人に「具合悪いです」って言っても「大丈夫?」って言わないよね。「自分も具合悪い」とか言い始めたりする。
賢く見られたいんだろうね。精神年齢の幼い大人にありがち。
食べてない、行ってない、見てないのに情報だけで否定してる人いるよね。ヒマで、なんでも否定する自分は頭がいいとでも思ってるんじゃないの。
職場にいるわ、毎日小さなストレスになってる。話し方から周りの人を見下してる感じ。まず否定から入ってアピール、そして無理やり話の方向を自分の得意領域に持っていってこれまたアピール。
上手に対処してストレスを減らそう
何でも否定する人には、自分が疲れない関わり方を選んでいくことが大切です。
一歩引いて受け止めたり、話す内容を選んだり、必要に応じて距離を置いたり。
相手は変わらないので、相手を変えようとするより、自分がどこまで関わるのかを決めることから始めてみてくださいね。

